大会長挨拶

第17回中部放射線医療技術学術大会 大会長
鈴鹿医療科学大学  武藤 裕衣

 この度、第17回中部放射線医療技術学術大会(CCRT)を令和7年11月15日(土)・16日(日)の2日間、鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスにて開催いたします。実行委員会を代表し、ご挨拶申し上げます。

 本大会のテーマは「Useful for Tomorrow’s Practice!」です。医療を取り巻く大きな環境変化の中で、診療放射線技師に求められる知識と技術を探究し、次世代へつなぐ学びの場としたいと考えております。

 学術大会の良さは、参加者が一堂に会する非日常の空間で、多様なモダリティの一般演題やシンポジウムなどを一度に体験できること、同じ課題に直面する仲間と学びを共有できること、そして、ランチョンセミナーや企業展示などの楽しみが充実していることにあると考えます。今回の会場は鈴鹿医療科学大学です。開放的な雰囲気の中で、日常業務を離れて学びに没頭し、明日からの臨床・研究に役立つ知識を得る、またリスキリング(スキル再開発)で新しい自分に出会うきっかけとなる体験をしていただきたいと願いを込めて、かなり冒険的でありますが、大会の構成をフェス(FES)風にしました。

 会場は「アース・ステージ」「マリン・ステージ」などと名付け、従来の「第一会場」「第二会場」といった表示をあえて外しております。そのため、参加者の皆様には驚きをお与えするかもしれません。しかし誘導サイン等を充実させ、混乱なくご移動いただけるよう配慮いたしますので、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 大会初日は、若手技師とベテランが本音で語り合う「MIEト~〜ク!」からスタートします。同時に各モダリティの一般演題セッションも始まります。午後からは、ワクチン筋注行為実習をはじめ多くの企画をご用意しております。特別講演には三重大学医学部附属病院 病院長 佐久間肇教授をお招きいたします。

 2日目も、企画が目白押しです。一般公開講座として、中京テレビ放送 恩田千佐子様にご講演いただきます。

また、本大会では、学生向け企画“CCRT for school”として国試バズり解説やクイズ形式の第1回X-Cube大会も開催し、初学者の皆さんにも楽しんで学んでいただける内容です。

 お昼にはランチョンセミナーで英気を養い、機器展示ブース、スタンプラリー、謎解き企画などもお楽しみいただけます。多くの皆様に安心してご参加いただけるよう、伝統と革新の調和を意識した運営体制を整えております。

 本大会は中部7県の日本放射線技術学会中部支部と中日本地域診療放射線技師会が連携しして開催する学術大会です。先輩方が築いてこられたCCRTの歴史を継承しながら、実行委員会の挑戦を、どうかご理解いただければ幸いです。

 会場の鈴鹿医療科学大学は日本診療放射線技師会をはじめ、三重県・鈴鹿市・日本放射線機器工業会などの支援で設立され、今年はレントゲン博士によるX線発見130周年の節目の年でもあります。諸先輩方の歴史的功績に思いを馳せつつ、新たな一歩を皆様と刻んでまいる所存です。

 実行委員一同、参加者の皆様が新たな発見と出会いを得て、日々の臨床・研究に活力を持ち帰っていただける大会となるよう準備を進めております。

 是非とも多数の皆様にご参加いただけますよう心よりお願い申し上げます。